10のウタと11のウタビト
世界を取り巻き完全なる理想郷 ウトピア を作り上げたはずだった10曲のウタ
後に何者かに破壊され散り散りになったウタは人の形を成し
自身の欠片『詩片』を集め元の完全世界を再現しようとする
～ウタの導き～により命を終えたものから選ばれた存在はウタビトとなり、
世界と星々を巡る
ウタ
全10曲がひとつの輪として世界を取り巻きかつて理想郷 ウトピア を作り上げたものどちらが先に生まれたのか、誕生と死のウタは互いを食い互いを生み続けたやがて自分たち以外の存在を欲した二つのウタはすべての源となる新たなウタ『幕開け』を生み出し、…
ウタビト
破壊されたウタがかろうじて自身の欠片である「詩片」を核に、命を終えたものを肉体にして生んだ存在人の姿をしていることが多いが、それぞれ本来の姿を持っており時折その姿を現すツミビトと渡り合う唯一の力を持っており庭世界へ赴く時には必ず中心となって…
ツミビト
ウタビトと真逆の存在であり、己の利のために詩片を我が物とし「庭」と呼ばれる世界を水球世界の外、星々の海へと作り出す詩片が持つ本来の力を自身の解釈や都合で捻じ曲げて引き出すことができ、水球世界の一部を引き剝がして奪う「離界」現象を起こしたりマ…
庭(ガーデン)
ツミビトが詩片を使って形成しマガビトが守っている、水球世界とは離れて星々の中に隠れて存在するいわば「異世界」独自の文化やルールに基づいて庭は回っており、命の星の流れから奪って誕生させた命や、水球世界から攫ってきた人々がツミビトに洗脳されて暮…
マガビト
ツミビトが使役する使い魔のような存在、もしくはツミビトほどの力のない「なりそこない」のもの前者は尖兵として水球世界に送りこまれ、離界と呼ばれる現象を起こし人々や土地そのものを引き剥がして奪っていくまたは庭世界を守っており、外敵がやってくると…
水球世界
水の膜で覆われた星の中に大気や盤上世界/盤上裏世界と呼ばれる海と陸が表裏に存在する円盤状の地形が広がっている星物語の舞台であり本来の理想郷「ウトピア」が崩壊した後に生まれた現在の世界である表側の盤上世界には獣、鳥、魚、虫、花、人間の国が存在…